【Switch】『ゼノブレイド2』遂にクリア!感想をつらつらと【レビュー・評価】
- By: 七
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ニンテンドースイッチを代表するRPGの1つ『ゼノブレイド2』をようやくクリアしてきたので今回は感想を書いていきたいと思います。
筆者はゼノギアス、ゼノブレイド、ゼノブレイドクロスはプレイ済。
※以下ネタバレ注意
『ゼノブレイド2』クリア感想
まずクリアまでにかかった時間は74時間でした。
序盤~中盤辺りまではサブクエストもこなしつつプレイしていたんですが、それ以降は先の展開が気になってかなり駆け足のプレイとなりました。
サブクエスト以外にもユニークモンスター討伐やブレイド関連、その他様々な要素を回収しながらだと100時間以上はまず間違いなく遊べますね。
膨大な量のやり込み要素を全てを遊び尽くすにはおそらく200時間以上のボリュームがあると感じました。
やり込み系が好きな方やじっくりと腰を据えて遊びたい方からしたらこれ以上にない作品だとまず断言出来ますね。
物語の主人公であるサルベージャーの「レックス」、神様が作り出した最強のブレイド天の聖杯「ホムラ」、この2人の出会いから全てが始まります。
詳しいあらすじは割愛。(wiki等参照)
個人的に今作は全体を通して非常にもの悲しく切ない物語だったなと感じました。
というのも…味方サイドは真っ直ぐな心を持つレックスを中心に少年漫画かのような熱い物語が展開されていくのですが、物語が進むにつれ徐々にシンやメツといった敵サイドである人物の掘り下げがなされていきます。
倒すべき敵にも戦う理由がしっかりあり、ただの悪というより時代と人が彼らを悪にしたという方が正しいんですよね。
その敵サイドであるイーラの追加シナリオはまだ未プレイですが結末を知っていてもより深く知りたくなる魅力を感じました。
謎が明かされる毎にどんどん敵サイドに感情移入してしまい後半はかなり辛かったですね。
イベントシーンの演出は段違い、各話毎のラストの盛り上がりで終始中だるみせず遊べました。
これは前作ゼノブレイドでもそうでしたがイベントシーンの見せ方が非常に上手くて物語への没入感が凄まじかったです。
中だるみしそうなところに各話ラストシーンでまた一気に心を掴み引き込んでくる様は圧巻の一言。
歳を重ねると中々こういう大作RPGはクリアまでたどり着けずに積みゲーと化してしまいますが、ゼノブレイド2(というよりゼノシリーズ)はしっかりと物語のラストまで引っ張っていってくれましたね。
レックスやヒカリ、ニア、ハナ、ジーク達のドタバタコメディイベントも個人的には好きでした(笑)
キャラ的には前作ゼノブレイドよりも今作の方が好きになりましたね。
ストーリーに関しては満足度は高かったです。
謎が徐々に明かされていく展開はゼノシリーズお馴染みで2周目3周目、そして追加シナリオのイーラ編をプレイするとまたより楽しめる…そんな深いストーリーだと感じました。
不満があるとしたら、味方サイド敵サイドが少し弱いというか…世界を巻き込む戦いをしてるのにレックス達とシン達以外の勢力の影の薄さ&モブ感が凄かったのが少し残念でしたね。
強力な第3の勢力、第4の勢力が加担してくる展開ならより事の重大さを実感出来たかなと。
あとは、誰かが覚醒して事態を解決する展開が少し多い気がしたのと、ドライバーとブレイドの関係が中盤辺りから結構ややこしくなってきたことですかね。(ドライバーだけど実はブレイドで、誰が誰のブレイドでみたいな笑)
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戦闘はオートアタックやアーツ、ブレイドコンボやチェインアタックを駆使するシステム。
敵と対峙したら抜刀し、近付くと3段のオートアタックが発動、設定しているブレイドの持つアーツを使用、ゲージが貯まると必殺技が使えて、仲間と強力して大ダメージを与えれるコンボを活用し戦闘を優位に進めていく。
みたいな感じで、基本的にはシンプルなんですが突き詰めていくとかなり複雑で慣れるまでに時間を要します。
しかし慣れると非常に奥深くチェインアタック等で大ダメージを叩き込めた時の爽快感は凄いです。
戦闘は面白さもありましたが結構ダルい時が多かったし後半はチェインアタックゲーと化してました。
「マップを探索」→「レベルの高い敵に見つかる」→「逃げ切れず殴られて全滅」
「サブクエストの素材集め」→「敵と戦闘」→「周りの敵が寄ってくる」→「ユニークモンスターが紛れる」→「数の暴力で殴られて全滅」
「敵に見つかった状態で先に進めない」→「やむを得なく戦闘」→「わらわら湧いてくる敵」→「めちゃくちゃ時間かかってようやく撃破」
このパターンが本当に多すぎて後半は戦闘すること自体億劫になってましたね(笑)ゼノブレイドってこんなに敵に見付かりやすいゲームだったっけと思いました。
あとチェインアタックのダメージ量が桁違いすぎてバランスが崩壊してた感が凄かった。
個人的に戦闘面は奥深く面白いけどダルく感じる時も多かったのが正直なところ。
戦闘したい時はいいけどしたくない時もさせられてボコボコにされた時はストレスが溜まりました。
BGMに関しては前作ゼノブレイドが良すぎたせいで今作は物足りなさを感じてしまいました。
良曲揃いなのは間違いないですが「ガウル平原」「名を冠する者たち」「敵との対峙」「行く手を阻む者」「機の律動」といった前作の圧倒的神曲群を前には遠く及ばなかったですね。
個人的にここは非常に期待してただけにかなり残念なポイントでした。(何度も言いますが良曲揃いなのに違いはない)
がしかし、「counterattack」(イベントの盛り上がりシーン等で流れる曲)に関しては中でも頭3つぐらい飛び抜けて良かった。この曲がなかったら今作のBGMは正直かなり微妙とすら思ってたかもしれません。イベントシーンも相まってまじで神曲。
「さらに名を冠する者たち」も良かったけど「名を冠する者たち」が良すぎた。
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豊富なサブクエスト、一筋縄ではいかないユニークモンスター達、ブレイドコンプリート要素、周回プレイetc…
冒頭でも書いたようにやり込み要素は膨大な量用意されています。全てやり尽くそうとしたらゆうに200時間は超えるほど。
やり込み要素はやりたくなければやらなくても問題ないのであればあるほど嬉しいですが、サブクエストはもう少し何とかして欲しかったですね(笑)
1つのクエストに大量のおつかいが含まれていて中々達成できないのがあまりにも多かった。(素材集めて終わったと思ったら次はこれ次はこれみたいな)
サブクエスト系は消化していかないと気持ち悪く感じる質であっても面倒臭くなって途中で放棄してしまったのが多かったです。
ユニークモンスターは前作登場した敵もいたりして面白かったですね。討伐タイムが出るのも討伐後に墓が立って再チャレンジ出来るのも◎。
やり込み要素に関してはサブクエストをもう少し何とかして欲しかったぐらいでほぼ満足。
おつかいだけでなくしっかりしたサイドストーリー付きのサブクエストがあったのはかなり良かったですしね。
「ニンテンドースイッチを代表する大作RPGであり評価の高さも頷ける作品」
ここまで書いておいてあれですが、前作ゼノブレイドの時点で既に完成されているシステムなので面白くない訳がないといった感じ。
ストーリーは前作と比べると賛否が分かれそうではありますが、個人的には好きでしたし先が気になりクリアまでだれること無く引っ張ってくれました。
ニンテンドースイッチを持っていてまた未プレイ且つRPG好きなら間違いなくおすすめできる作品だと思います。
久しぶりに大作RPGを最後までやり切れた気がしますが余韻が凄まじくやっぱりコンシューマーゲームは良いなと改めて感じる次第。
以上、ゼノブレイド2クリア感想でした。
いかがだったでしょうか。
ゼノブレイド3が開発中との噂もありゼノシリーズの今後の展開にも期待が集まりますね。
追加シナリオであるイーラ編はメガテンⅤが一段落したら買う予定。
またそちらもプレイしたら感想を書いていけたらと思います。
では今回はこの辺で終わります。
それではまたお会いしましょう。
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