PS2隠れた名作ソフト「シャドウハーツ」の魅力を熱く語る【神ゲー】
- By: 七
- カテゴリー: ゲーム紹介&熱く語るシリーズ
- Tags: PlayStation2, PS2 隠れた名作ソフト, RPG, アリス, アルゼ, ウル, シャドウハーツ, シャドウハーツⅡ, シャドウハーツシリーズ, 隠れた名作, 隠れた名作RPG

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ゲームファンの皆さんこんばんは。
今回は「シャドウハーツⅠ&Ⅱ」について書いていきます。※ネタバレ無し
はじめに
2001年に「シャドウハーツⅠ」、2004年にはその続編となる「シャドウハーツⅡ」がそれぞれPS2用ソフトとして発売されました。
シリーズ最新作は2005年発売「シャドウハーツ フロム・ザ・ニューワールド」。
発売はパチンコパチスロで有名なアルゼ。
開発はⅠがサクノス、2及びフロム・ザ・ニューワールドはサクノス解散後にスタッフが移籍・再編したノーチラスが担当しています。
現在はアーケードゲーム業界からの撤退と同時にコンシューマー作品のリリースも途絶え、制作チームもバラバラになり最新作・続編・リメイクは絶望的だと言えます。
シリーズも2005年以降一切音沙汰がありません。
「シャドウハーツ」は高い評価を得た”隠れた名作RPG”の呼び声高い作品なだけに非常に残念です。
今回はそんなPS2の隠れた名作RPGシャドウハーツの魅力に迫っていきます。
良ければ最後までお付き合いください。
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隠れた名作「シャドウハーツ」
・ゲーム内容
“ジャッジメントリング”や”フュージョン”等、特徴的なシステムは多数あるものの、ゲーム内容は基本的に普通のRPG。
シャドウハーツⅠとⅡは正統な続編で、主人公であるウルムナフ・ボルテ・ヒューガ(通称ウル)の物語が描かれます。
最新作のフロム・ザ・ニューワールドでは主人公も舞台も一新されました。(今回は割愛)
全作品グッドエンド、バッドエンドの2種類のマルチエンディングが採用。
2は1のバッドエンドの続きの物語となっています。
・世界観・舞台
「シャドウハーツⅠ」
舞台は1913年および1914年の中華民国及びヨーロッパ各地。
マルガリータ・G・ツェル、ロジャー・ベーコン、川島芳子など、実在の人物がモデルとなっているキャラクターも登場するが、あくまでモデルとして使われているだけで史実通りではない。
キャッチフレーズは「運命の輪「ジャッジメントリング」が回る時、闇に葬られたもうひとつの歴史が動き出す。」
「シャドウハーツⅡ」
シャドウハーツⅠの続編。
前作のバッドエンディング後の1915年のヨーロッパ各地及びロシア、大日本帝国が舞台。
前作同様、アナスタシアやラスプーチン、川島浪速など、実在の人物がモデルとなっているキャラクターも登場。
※wikipedia
その他にも神話や伝承、オカルト、SFと言った架空の要素を織り交ぜて、非常に独特な世界観を演出しています。
特にⅠではオカルト要素が濃いものに。
・戦闘システム
戦闘システムはターン制のコマンド戦闘に加え、ほぼ全ての行動に対し“ジャッジメントリング”という固有のシステムを搭載。
針がリングを一周して、その間に通るヒットエリアまたはストライクエリア等でタイミングよくボタンを押す事で、行動の成否強弱が決まります。
例えば通常攻撃をした際、ストライクゾーンでタイミング良くボタンを押せれば強い攻撃が繰り出せるといった感じ。
シャドウハーツⅡではジャッジメントリングを大幅にカスタマイズ出来る機能も追加されました。
更にもう1つの特徴は“フュージョン”というシステム。
「シャドウハーツⅠ&Ⅱ」の主人公ウルは”フュージョンモンスター”と呼ばれる魔物の魂と融合してその姿に変身することで、能力が変化してその魔物の持つ特技が使えるようになります。
フュージョンモンスターの種類も様々で、シャドウハーツⅡでは仲間キャラの1人である蔵人も使用可。
他にも「地・水・火・風・光・闇・無」の7つの属性の概念や、仲間キャラとのコンボ・連携・連携魔法といったシステムもあります。
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・最大の魅力
シャドウハーツ最大の魅力は「笑いあり涙ありのストーリー」。
以前、ストーリー重視のおすすめRPG25選でも紹介させて頂きましたが、シャドウハーツの魅力はそのストーリーの良さにあります。
とにかく笑えるイベントの数々。ギャグ調のゲームかと思ってしまうぐらい振り切っていて笑えます。
その反面、泣けるシーンも存在。こちらも振り切っていてガチで号泣してしまうぐらい感動します。
その最大の魅力を支えているのが主人公であるウル。
幼少期から悪魔に取り憑かれた呪いの子で、母親を悪魔に殺されたり暗い過去を背負っている人物。
作中のヒロインであるアリスとの出会いが彼を支える事に。
チンピラみたいな言動やチャラい発言、三枚目のようなイベントの数々…しかし決めるところはしっかり決め根は真面目で、そして超がつくほど一途。
彼の魅力は言葉で言い尽くせない程なので是非ゲームをプレイして欲しいんですが、個人的にはこれまで遊んだ膨大な量のゲームの中でもTOP3に入る好きな主人公です。
シャドウハーツⅠ&Ⅱはウルの物語であり、彼の魅力でゲームが支えられてると言っても過言ではないと思います。
・まとめ
ジャッジメントリングを用い戦闘を行い、実在の舞台・独特な世界観の中物語を進めていくRPG作品。
その魅力は主人公ウルの格好良さです。
ウル以外の仲間キャラいずれも固有のイベントが用意されていて、しっかりした掘り下げがあります。
登場人物はどのキャラも非常に個性があり魅力的。
そんなキャラ達が織り成す笑いあり涙ありのストーリーが本作最大の魅力。
クロノ・トリガーやゼノギアス等のBGMを手掛けた光田康典氏が参加している音楽も、独特な雰囲気とマッチしていてとても良いです。
プレイした方の評価も総じて高く、もっと多くの人に知ってもらい遊んで欲しい作品。
おわりに
以上、PS2の隠れた名作RPG「シャドウハーツ」の魅力でした。
いかがだったでしょうか。
冒頭でも書いたように、シリーズの今後の展開はもう絶望的なのが凄く残念な点です。
そしてこれだけ魅力の詰まった作品なのに、発売時期が悪かったのか”隠れた名作”になっている点も残念。
ストーリー重視のRPGが遊びたい方ならこれ以上ない作品のように思います。
個人的に強くおすすめしたい。
ウルが主人公のⅠ&Ⅱは特におすすめです。
では今回はこの辺で終わります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それではまたお会いしましょう👋
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